9月

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■質屋今昔 3 質屋の新たなポジションニングと存在価値。

質屋のことを「のれん商売」といって忌み嫌う人がいます。

人目を忍んでのれんをくぐる様子がとても卑しく、人の弱みにつけ込んだ商売の象徴のようにのれんが扱われていました。

しかし質屋にしても消費者金融にしても、世の中に必要とされているからこそ存在し隆盛を誇っていたわけで、私としてはそれほど忌み嫌う存在ではないと考えています。

要は質屋を使う人の節度、消費者金融を利用する人の自己管理能力のほうに問題があるのであって、節度をもって利用すれば世の中で問題視されるような事件やトラブルには発展していなかったのではないかと思えるほどです。

ところで「質屋は没落した」などと失礼な表現を使いましたが、そう思っていた質屋もちゃんと生き残り、新たな業態となって人々に愛される存在に生まれ変わっていました。

では現在の質屋の業態はどうなっているかというと、貸金事業よりも、流通価値のある宝飾品や指輪・ネックレスなどの貴金属、俗に言う有名ブランドの品々を買い取ったり仕入れたりして販売しています。

「質流れ品フェア」などとしてイベントのタイトルには質屋の名残が付されていますが、実態はもう質屋の面影などどこにもありません。

中でも地域の質屋組合が共同で開催する質流れ品の販売イベント会場には、毎回。

身動きが取れなくなるほどの一般客が押し寄せ、格安な一流ブランド品がわずか数時間のうちになくなるといった盛況ぶりです。

これに目をつけた有名百貨店などがそのイベントを誘致し、さらにパワーアップして継続開催されています。

消費者の呼び込みに苦戦する百貨店側にとって、これほどの大盛況を呼ぶイベントを放っておく手はありません。

いまや質屋は新たなる時代のブランドとなって、その存在価値を高めています。

気になるサイト…消費者金融(サラ金)でお困りなら  法テラス|法律を知る  相談窓口を知る  道しるべ

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